速読とは?

速読とは、『斜め読み』や『飛ばし読み』といった概略把握的な読み方とは違い、「トレーニング前の内容理解度や記憶量は維持し、文章を味わう要素も損なわないで、読む速度を加速する」ことをいいます。決して「文章全体を読まずに、ざっと目を通してキーワードを拾い読みするような読み方」ではありません。つまり、普通に読んでいるつもりなのに大幅に時間が短縮され、しかもストレスや疲労を感じず、読書できるようになります。

速読の理論

人間の脳に達する刺激の大部分(約8割)は視覚情報が占めています。瞳が対象のものに向けられると、眼球の裏側にある網膜がその像を映し出し、脳がそれを認識することで「見る」ことが成立しています。脳内に張り巡らされた140億のニューロンを通じて、知覚、認識、記憶、運動などを司る各領域に送られ処理されます。

速脳速読トレーニングは、この視覚刺激を通じて高速かつ大量の情報を送り込むことで、効果的に脳を活性化していき、脳の特性である「可塑性」「汎化作用」等を利用し、速読の読み方を定着させていきます。

速読の効果

速読を通じて、読書量・学習能力・合格力UP!

①読書が好きになる(読書量UP)
毎回多くの文字に触れるので、自然と文字に対する抵抗がなくなります。また、速度が上がればより多くの本を読むことができ、さらに読解力の向上にもつながります。

②普段の勉強に役立つ(処理能力・理解力・集中力UP)
読書速度と学力の相関関係を調べた結果、読書速度が高い生徒ほど学力が高い傾向が見られました。速度が速ければ、同じ時間で蓄積できる知識量も多くなります。

③テスト・受験で役立つ(合格力UP)
速度が上がれば何よりも時間が短縮できます。その差の時間を、考えたり見直したりする時間に当てられます。特に受験では時間が増えると圧倒的に有利になります。

茨進アビリティア